基礎工事 べた基礎の重要性
基礎工事とは、地面と建物のつなぎ部分にあたる”基礎”をつくるために必要な工程です。丈夫で長持ちする家づくりのためには、建物のすべてを支える土台がしっかりとしていることが重要となります。基礎が傾いている、歪んでいるなどの不具合があると、基礎工事以降の工程がどれだけ優れていても、建物としては不安定になりやすく、危険です。また万が一、基礎部分に問題があるとわかった場合は、つくり直しにも時間がかかります。家づくりにおいて、とても重要となる基礎工事を行うには、測量や配筋、コンクリート打設などの専門的な知識と技術が必要となります。
1.住宅の形・基礎の深さに合わせて、地面を掘ります。そして、転圧をしてよく固めます。
2.次に、砕石を入れ、こちらもよく固めます。
3.次に、防蟻処理を行います。
4.床下の湿気対策に防湿シートを敷きます。
5.そして、ベースの鉄筋を格子状に組みます。ベースが出来たら、立ち上がり部分の鉄筋を組みます。
6.鉄筋組が完了した時点で、施工に問題がないか、第三者機関(住宅瑕疵担保責任保険法人)による配筋検査が行われます。
施工状況に問題がないか、厳しくチェックされます。
7.検査に合格後、コンクリート工事に進みます。
8.地震、白蟻に強いべた基礎の完成です。